田中先生の秘密の商品⁉○○コンサルティング

お世話になっております。
アックスコンサルティングの野口です。

前回は、ゼロからスタートし、
8年で20名事務所、売上1億円を突破されている
三重県津市の社会保険労務士法人綜合経営労務センター
田中克己先生の業種特化や就業規則の提案を全てマニュアル化した事例をお伝えしました。

参考記事:売上1億円の事務所はどのような体制を整えているのか?

本日は、田中先生のもう一つの秘密のサービス
「採用コンサルティング」についてお伝えします。

田中先生は開業後、
まだお一人で事務所を運営されていたとき
「採用コンサルティング」というサービスで、
500名~600名規模の顧問先を複数獲得されました。
一体どのように獲得されたのでしょうか?

田中先生が開業された頃は、
お客様から「採用をどう進めればよいかわからない」
という相談が多かったそうです。

特に、採用の担当が専任で必要になってくる
30名以上の会社からの相談が多かったようです。
しかし、その規模の会社では、採用担当の経験がある社員が少ないため、
戦略的な採用ができていない企業がほとんどでした。

 

こうした背景を受けて田中先生は、
「採用コンサルティング」のサービスを始めました。

田中先生が当時提案していた採用コンサルティングは、
月額35~45万円と、高単価のサービス。

社会保険労務士1名+パート1名=2名で、
5件~7件/月を対応していました。

仮に5件/月で生産性を確認してみると、

・顧問先5件×単価35万/月=売上175万/月=売上2,100万円/年
・売上2,100万円/担当者1.5人=1人あたり売上1,400万円/人
※パートスタッフは0.5人換算。

と、1人1,400万円/年の売上を実現されていたのです。

月の受注件数としては多くないかもしれませんが、
年商から見ると、とても生産性の高い仕事と言えるのではないでしょうか。

さらに田中先生はこれと同じ体制を
スタッフさんでも対応できるように構築したのです。

 

採用コンサルティングを進めていくと、

・求職者にとっていかに魅力的な労働環境をつくるか?
・採用後~戦力化までをどのように定着させるか?

などの課題も生まれてきます。

その際、本来の社会保険労務士の業務である、
労務顧問や就業規則の業務も提案、受注できるので、
社会保険労務士の入口商品として「採用コンサルティング」はとても有効なのです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

【関連記事】

どちらを選ぶ?社会保険労務士事務所が取るべき2つの経営戦略

年間30件以上の新規顧問を獲得できた秘訣は○○⁉

「採用コンサルティング」が社会保険労務士の入口商品として有効な理由とは?

今年のテーマは「士業事務所の『働き方改革』2020」です!!

いつもお世話になっております。
アックスコンサルティングの野口です。

長かった梅雨もすっかり明けて、毎日暑い日が続きますね。
みなさん体調はいかがでしょうか?

体調管理に気を付けて、暑い夏を共に乗り切りましょう!

さて、今回は10月9日(水)に開催する運びとなりました、
「第8回 士業事務所のビジョナリーサミット2019」のご案内です。

▼ビジョナリーサミット2019の詳細はこちら

毎年開催しているビジョナリーサミットでは、著しい成長を遂げている士業事務所の成功事例を直接聞くことができ、全国からお越しいただいた先生方と交流できます。お集まりいただく先生は事務所の拡大に対して意欲的な方ばかりです。

今回のテーマは、「士業事務所の『働き方改革』2020」

特に、社会保険労務士の先生方にはピッタリのテーマとなっております!

 

弊社プロパートナー編集部が2018年10月~11月に実施した
『士業業界実態調査アンケート』によると、
会計事務所全体の1人当たりの売上は平均956万円、
繁忙期の平均残業時間は46時間以上、
さらには、80時間以上の残業をする事務所があることがわかりました。

上記の数値をご覧いただくと、政府が推し進める「働き方改革」は
士業にとっても急務であることがお分かりいただけると思います。

さらに、少子高齢の影響が士業業界にも大きな影響をもたらしており、
深刻な人手不足の問題を引き起こしています。

そのためには、優秀な人財を獲得し、労働時間や残業時間の削減を実行しつつ、
給与を減らさないように収益を増加させていかなければなりません。

企業の人材や資産を扱うことの多い士業だからこそ、
ワークライフバランスを重視した経営戦略を実践して、
自らの事務所の健康経営を維持し、
優秀な人材を確保していくことが必要な時代となったのです。

 

もし、

・事務所の働き方を見直したいけれど、何から始めればいいかわからない…
・職員の残業が続いているが、どこに原因があるかわからない…
・優秀な人材が独立・退職してしまい、なかなか定着しない…

などのお悩みがありましたら、
ビジョナリーサミットはその解決のきっかけになるはずです。

多くの先生のご参加をお待ちしております。

 

そして、9月17日(火)までにお申込みいただくと、
参加費が11,000円(税込)→6,600円(税込)に割引となる、
早割キャンペーンを実施しております!

毎年、ビジョナリーサミットにご参加いただく先生の約8割が、
この早割キャンペーンを活用されていますので、
早期に定員に達してしまうことが予想されます!

年に1度の大イベント「ビジョナリーサミット」、
ぜひお早めにお申し込みください!

▼詳細・お申し込みはこちら

 

【開催概要】
■セミナー名:第8回 士業事務所のビジョナリーサミット2019
■日時:10月9日(水) 11:00~19:00
■会場:EBiS303(東京都 渋谷区恵比寿1-20-8)
■定員:300名
■参加費:11,000円(税込)※交流会費込み
 早割:6,600円(税込)※9月17日(火)まで

 

▼セミナー終了後には、士業交流会の場もご用意しております!▼

 

 

 

 

 

 

サミットに登壇される豪華講師陣やタイムテーブルなどは、
当ブログでも順次ご紹介していきます。

どうぞお楽しみに!

本日もお読みいただきありがとうございました。

売上1億円の事務所はどのような体制を整えているのか?

いつもお世話になっております。
アックスコンサルティングの野口です。

本日は、「売上1億円の事務所はどのような体制を整えているのか?」
についてお伝えします。

 

まず、社会保険労務士事務所は何人の規模にまで成長できるのでしょうか?
現在、一番大きいご事務所は1,000人を超えています。

しかし、全体の9割が一人事務所と言われている業界ですので、
売上高1億円、職員様12~13人という規模で、地域一番になるには十分だと思います。

今回は、組織営業を実践された三重県の田中克己先生の事例をお伝えします。

田中克己先生は、三重県津市に事務所を構える
社会保険労務士法人綜合経営労務センターの代表です。
ご開業されたのはなんと60歳のとき!

しかも、開業してわずか8年間で20名体制を構築し、
現在は先生ご自身が営業の現場に出なくても、
職員さんが年間30件以上、新規顧問先を獲得する仕組みを整備されています。

田中先生がうまくいった理由の1つは、“業種特化”でした。

例えば、田中先生は
美容院、歯科医院、トラック運送業、人材派遣業など、
こういった業種に対して、
名刺、専用就業規則、ルールブック、パンフレット
などの営業ツールをすべて作成されました。

新しいお客様が一業種増えると、
その業種を獲得するための営業ツールを作成していく。

こういったツール化を徹底し、田中先生以外の職員さんでも、
営業ツールを使うだけで同じように提案ができるような
仕組みを整備していったのです。
​​​​​​​
その結果、職員の営業で30件以上の成果を出すことができました。

ちなみに、当ブログでも過去にお伝えした、
「職員営業の仕組み」を実践していただくことで、
組織での営業活動が実行できるようになります。

参考:職員に営業してもらうことはできるのか?

職員に営業してもらうことはできるのか?

 

私が特に素晴らしいと思った営業ツールは、
就業規則のパッケージ化と提案までの流れが全て決まっているツールです。

例えば、規模別、紹介者別、現在の社会保険の
加入状況別というような条件別に提案資料がありました。

さらに、提案する際の資料の作成方法などもパッケージ化されており、
先生ではなく職員さんが契約をとれる仕組みをお持ちでした。

業種別の営業ツール作成を行い、
就業規則の提案を徹底的にマニュアル化し、
職員さんでも営業できるようにしたアイディア。
これが1億円を突破された田中先生の事例です。

今回ご紹介した事例以外にも、
実は田中先生にはもう1つ秘密の商品がありました。

次回はその秘密の商品についてお伝えいたします。

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

【関連記事】

田中先生の秘密の商品⁉○○コンサルティング

「採用コンサルティング」が社会保険労務士の入口商品として有効な理由とは?

年間30件以上の新規顧問を獲得できた秘訣は○○⁉

どちらを選ぶ?社会保険労務士事務所が取るべき2つの経営戦略